製鉄保温材事業と強み

ADVANTAGE
最大5,000トンの在庫。生もみ殻なら2営業日で出荷。焼きもみ殻なら5営業日で出荷。

1製鉄保温材の安定供給

全国の製鉄所・商社の購買部・技術部・資材部の担当者様に製鉄保温材である焼きもみ殻・生もみ殻を安定供給いたします。

もみ殻の在庫は最大5000トンを保管。生もみ殻なら2営業日。焼きもみ殻なら5営業日で出荷できるため、現場のジャストインタイムのご要望にもお応えできます。

年度
もみ殻取り扱い量
平成28年度
約7,832トン
平成29年度
約8,064トン
平成30年度
約7,910トン
ペーパースラッジ以上に保温能力を有します

2ペーパースラッジとは違う
もみ殻の高い保温能力

紙を作る過程で生成されるペーパースラッジとは違い、もみ殻だけが持つ高い保温能力が製鉄保温材に適しています。

独自の空冷技術。水分管理が徹底された純度100%の焼きもみ殻。

3独自の空冷冷却技術

当社のもみ殻は独自の「空冷冷却技術」で冷まされており、水分管理が徹底された純度100%の焼きもみ殻であるため、投入時から工程の最終段階まで高品質の保温材としてご利用いただけます

当社オリジナルの窯(かま)を利用して製造しています

主な用途

製鋼所・製鉄所溶鉱炉用の保温材

焼籾殻は、固定炭素とSiO2(二酸化ケイ素)が主な成分になります。主な利点としては、

  • ・嵩(かさ)の比重が小さいため、少ない量で溶融された金属の表面全体を覆うことができる
  • ・固定炭素が徐々に燃焼して発熱することで、高い保温効果が発現
  • ・固定炭素の燃焼後、SiO2が層を形成。外気と溶融された金属を遮断
  • ・鋼製品において有害元素である「硫黄」及び「燐」の含有量が少ないため、溶銑・溶鋼を汚染することがない

などが挙げられます。そのため、鉄鋼用の保温材として使用されています。

育苗

焼籾殻に含まれているSiO2(二酸化ケイ素)が育苗の土壌改良材として有効活用できます。主な利点としては、

  • ・稲が倒れにくくなる
  • ・植物の根から栄養を吸収しやすくなる
  • ・連作障害の防止

が挙げられます。別名「土壌を蘇(そ)す漢方薬」とも言われており、野菜作りや植木の植替え時に土に混ぜて使用します。

畜産

焼籾殻は炭化されており、炭そのものに脱臭能力があるため、牧場では、畜産の敷物用に使用されています。主な利点としては、

  • ・悪臭を抑制する
  • ・家畜の食欲増進、整腸効果の期待
  • ・良質な堆肥の生産が可能

が挙げられます。

大量生産による
高品質・低価格を実現